令和5年度 文化協会総会終わる

令和5年5月13日(土)に、森川裕一明日香村村長を始め多くの来賓の皆様にご出席いただき通常どおりの総会を開催しました。初めての土曜日開催となりましたが、70名以上の参加のもと盛会に開催され、提案した全ての案件が了承されました。
記念講演は、本会の顧問でもあります大森亮尚先生が「飛鳥と播磨風土記」と題して講演をされました。飛鳥と播磨のつながりと聞いてどういう関係性があるのかなかなかわからないところですが、大変、関係があることがわかりました。つまり、古代において、播磨国が畿内と吉備の間にあって、大和王権にとっては大変重要な政治的位置にあったことがわかるものでした。
大和三山の争った有名な歌のこと、オケ皇子とヲケ皇子の兄弟の話、そして弟のヲケ皇子が大和に入り、三年で近飛鳥八釣宮、現代、大字八釣 弘計皇子(ヲケミコ)神社あたりで顕宗天皇として即位します。古代において両地域の密接な関係性についてのユーモアに富んだお話に時間の経つのも忘れ聞き入りました。先生の講演を初めて聞いたある参加者は「初めて先生のお話を聞き面白くて時間の経つのも忘れ集中しました」と感想を述べられていました。

いよいよ古文書講座が始まります

第1回 6月24日(土)13時30分から 中央公民館

『西国三十三所名所図会』の飛鳥地域の原文を読み解きます。「治田神社の鳥居」と「くすり屋」の挿絵があまりにも有名です。
どうぞ気軽に参加してください。