令和8年度夏期講座報告
〇水彩画 7月11日(土) 講師 東 紀子先生
今回はうちわに絵を描こうというテーマで、夏らしいイメージの見本絵を受講生が選び、下絵から作成しました。カラーコピーした見本をうちわの形に切り抜き、うちわに重ねて固定し、赤ペンでなぞり転写しました。先生が一人一人丁寧に、もう少し薄い色でとか、もう少し薄い色で、ここから着色して、と指導されていました。にじみやぼかしなどの技法を取り入れ裏には好きな文字を書き入れ完成しました。和気あいあいの中で楽しく受講され、自宅用に作成したいと材料を購入された方もいました。

〇懐かしの歌を歌おう 7月14日(火) 講師井上澄子先生
勝川先生に準備していただいた歌詞のプリントをもとに、参加者が歌いたい曲を選び、井上先生のピアノ伴奏で、楽しくそして懐かしい気持ちで大声でうたいました。なかには歌った後で「かつて慕ってたかたへの想いがこもった曲です」とのエピソードが飛び出すなど終始和やかな雰囲気での講座でした。

〇砂絵 7月17日(金) 講師 南澤恭石先生
先生から使う道具と描く風景の説明を受け大地の砂の撒き方、山々の砂そして最後に富士山の描き方を教わります。黒塗りの盆上に自然の石を置き、篩(ふるい)で砂を撒き羽で砂を払う手本を見て、自分なりの大地、風景を表現していきますがなかなかうまくいかずやり直しばかりでしたが「初めてで難しかったけど楽しかった」「終わったより簡単だった」という初心者の方の感想が聞かれました。


〇切り絵 7月25日(土)8月1日(土) 講師 森脇新一郎先生
今年も2日に亘り講座が開催されました。もうベテランの域に達する方々もいて、選ぶ図柄も細かなタッチの高度なものでした。同じ図柄を選んでもそれぞれ個性が出てくるのが楽しいところです。初めて参加の方には、先生は丁寧に手順を説明してくださいました。集中して制作している皆さんの姿はよい光景でした。2日目には時間を延長しながら先生による額入れまでの仕上げで全ての作品が完成しました。

〇絵手紙 8月7日(金) 講師 愛水香薫先生
今年度は昨年参加者の要望で冬バージョンのお正月に合わせた題材を用意してくださいました。先ず最初に注意点 1.大きく描く 2.下手に描く 3.笑顔で描く の三つを言われ、初めて参加の方も含め、顔料の合わせ方などの丁寧な説明を受けながら作品を仕上げ、それぞれ作品を皆の前で自画自賛するなど和やかで楽しい講座になりました。

〇書道 8月9日(日) 講師 稲垣小燕先生
今回のテーマは「世界遺産」にちなんだ万葉集から、描きたい文字・言葉・歌などを選んで色紙作品に仕上げます。お手本はないのでアドバイスをいただきながら自分で選び考えて書いていきます。なかなかうまくいかず何度も書き直したりするがその過程も楽しいものになりました。他の人の様子を見るのも楽しく、先生から筆の共通点は付け根が円であるというお話を聞き、なるほどと思いました。楽しい時間が過ぎ、参加された方皆さんの楽しい作品が出来ました。

〇篆刻 8月22日(土)8月26日(水) 講師 喜多芳邑先生
人気の講座で希望者も多いため二日にかけて実施されました。喜多先生指導のもと進められ、先ず 中国の作品を説明しながら見せてくださり、特に足の指のみで彫られた作品の緻密さには深い感動を受けました。続いて各自印材に文字を刻む作業に入ります。先生の軽妙な語り口での指導を受けながら終始和やかな時間が流れて、終了時には初心者の方も先生の仕上げの手伝いを受けながら、それぞれ作品が仕上がりました。

〇あすか物語 8月23日(日)講師 梅田耕吉先生
先生の自己紹介から始まり、写真に興味をもつきっかけとなった生い立ちのお話を聞き、定年になってから本格的に写真を始められて、カメラ、フィルの歴史から現在のデジタルカメラにいたるまでのことをわかりやすく説明してくださいました。プロジェクターの大きい画面で116枚にも及ぶ明日香のそこかしこを「明日香のもろもろ」と題されて一枚一枚説明、参加者は明日香のそれぞれ思い当たる景色に感動しました。いい写真は記録だけでなくそこに表現が加わるというお話は、いい瞬間を切り取るこだわりの写真を見ると誰もが納得しました。



