活動内容
文化協会総会 記念講演
令和5年5月13日(日)13時30分~
会場 明日香村中央公民館 講堂
講師 大森 亮尚 先生
演題 「飛鳥」と「播磨風土記」
文化講座の開催 (2講座)
講座1.「古文書で読み解く飛鳥」(全3回)
講師 安田 真紀子 先生(からくりおもちゃ館館長・奈良大学講師)
今年度は「西国三十三所名所図会」の飛鳥の箇所を読み解きます。
第1回 令和5年6月24日(土)
時間:13時30分
場所:明日香村中央公民館
第2回 令和5年8月26日(土)
時間:13時30分
場所:明日香村中央公民館
第3回 令和5年11月25日(土)
時間:13時30分
場所:明日香村中央公民館
講座2. フィールドワーク(全3回)
テーマ「明日香村 埋蔵文化財展示室の遺物(遺跡)からひもとく飛鳥の
歴史」
それぞれの出土地点を訪れ、出土遺物(遺跡)が語りかける歴史的情景を読み解きます。
第1回 令和5年12月3日(日)
集合:明日香村埋蔵文化財展示室前 あすか夢の楽市
経路:明日香村埋蔵文化財展示室⇒ 飛鳥寺周辺
第2回 令和6年2月4日(日)
集合:牽牛子塚古墳駐車場
経路:岩屋山古墳⇒ 牽牛子塚古墳 ⇒ 真弓カン子塚古墳
第3回 令和6年3月17日(日)
集合:県立万葉文化館駐車場(トイレ前付近)
経路:酒舟石遺跡付近を歩く
文化講座に関する問い合せ、参加申し込み
教育委員会 文化財課(0744-54-5600)へ
※土・日は閉庁のため申し込みはできません。文化財課の場所は中央公民館分館(公民館本館の東側の建物)です。
参加費
- 文化協会会員は無料です。
- それ以外の方は、それぞれの講座で1,000円が必要です。(当日徴収いたします。)
夏期講座の開催(6講座)
会場:明日香村中央公民館
※ 7月4日(火)の篆刻会場は公民館 別館です。
講座1.篆刻(15名限定)
7月1日(土)喜多芳邑 先生
7月4日(火)喜多芳邑 先生
※6月15日(月)が申し込み締め切り。15名になれば締め切ります。
講座2.あすかものがたり
7月8日(土)石田 誠克 先生
講座3.なつかしの歌を歌おう
7月18日(火)井上澄子 先生
講座4.切り絵
7月22日(土)森脇新一郎 先生
7月29日(土)森脇新一郎 先生
講座5.絵手紙
8月4日(金)愛水香薫 先生
講座6.やきもの鑑賞
8月27日(日)脇田宗孝 先生
夏期講座に関する問い合せ、参加申し込み
教育委員会 文化財課(0744-54-5600)へ
- 西光先生の講座は、申し訳ございませんが、昨年度申し込まれた方が対象です。
- 安田先生の講座は、6月16日(金)までにお申し込み下さい。ただし、フィールドワークは昨年度の申込者が対象です。
※土・日は閉庁のため申し込みはできません。文化財課の場所は中央公民館分館(公民館本館の東側の建物)です。
参加費
- 文化協会会員は無料です。
- 参加費は、文化協会会員は無料です。それ以外の方は、1講座500円が必要です。(当日徴収いたします。)
夏期講座の申し込み期限
篆刻(てんこく)を除き各講座実施日の1週間前です。(tel.0744-54-5600)
- 土・日の申し込みは閉庁のためできません。
- 篆刻(てんこく)は人数制限あり。15名限定。6月15日(木)が申し込み締め切り。15名になれば締め切ります。
行事・イベント・研修
明日香村文化祭
文化協会が中心となって実行委員会を組織して運営に携っています。
新年互礼会とバザー
毎年、1月に文化協会と明日香村伝承芸能保存会が主催して新年互例会―伝承芸能初演の集い―を実施しています。その舞台披露に併せて日頃公民館で活動されているクラブの発表も行っています。午後の特別出演では、ゲストを招いて披露していただいています。ここ2年は中止となっていますが、今までは、『雅楽』『狂言』『ピアノとバイオリンの演奏』など内容も多岐にわたっています。
県外研修
文化協会の会員が見識を広めるために県外を基本に研修する機会を設けています。コロナウイルスの感染拡大のためここ3年は中止されていますが、それまでは20数名の参加で研修を深めてきました。
書籍の出版・紙芝居の制作等
『繋』明日香村の大字に伝わるはなし 刊行 平成31年
明日香村文化協会の創立40周年記念事業として、8年間にわたり村内39大字に聞き取り調査を実施してまとめあげた冊子です。取り組みのきっかけは、少子高齢化とライフスタイルの多様化で大字での生活が大きく変化しているのではないかとの懸念を持ったからです。具体的には昔からの伝統的な行事が続けられない、昔のことが伝わりにくくなっている現状があると思い、今のうちに大字に直接出向いて聞き取りを実施して記録に残す取り組みを進めました。記録に残すことにより大字や明日香村の人達に昔からの大字のことを繋いでいってほしいとの願いを込めています。ですから冊子の名前を『繋』としています。
ところが、『繋』出版後、「私の大字のこのはなしが載っていない」等の声が寄せられるとともにここ3年の間でも大字の行事がなくなったり、聞き取りの約束していた方が鬼籍に入られるなどますます変化のスピードが速くなっています。そこで、50周年記念まであと7年先ですが記念の事業として『繋』増補版の発行計画を立て、今から発行に向けて機会があるごとに記録に留める作業を進めてまいります。
会誌「明日香」の発行
毎年、8月に発行する一般会員から研究者、著名な芸術家の先生、村内の各寺院の僧侶の皆様など幅広い方面から寄稿いただいている会誌です。創刊以来44号(現在は編集作業中)を数えています。地域の文化協会が発行している会誌としてこれほど長い期間に亘って発刊が続けられているのはあまりないと思います。今や文化協会の大切な存在となっていて、表紙は烏頭尾精先生や脇田宗孝先生から毎号すばらしい作品をご提供いただき表紙を飾っています。
紙芝居『乙巳の変』制作
文化協会では、飛鳥にかかわる歴史上の人物や出来事を紙芝居にまとめる事業を進めています。
今回の紙芝居の内容は「乙巳の変」です。聞き慣れない言葉ですが、「大化の改新」と言えば必ず教科書に出てくるだれもが知っている歴史上の大事件です。小学校中学年くらいの子が読みやすくした内容で、画面はアニメキャラクターで描いています。事件の起こった背景や意義を大変わかりやすい筋書きと画面で展開しています。奈良大学の相原嘉之先生に監修をしていただきました。紙芝居のサイズはA2版で1セット19枚からなっています。文化協会に関係する機関や学校に無料配布しています。
ブックレット『乙巳の変』発行
紙芝居の内容を小・中学生が手もとにおいてじっくりと読めるように手ごろな冊子(ブックレット)として発行しました。「乙巳の変」は教科書には必ずと言っていいほど載っている飛鳥(今の岡大字)で起こった歴史上の大事件です。しかしながら、「入鹿の首が飛んだ」話として村内の多くの人は知っていますが、なぜこうした事件が起こったのかなどの背景は正しくとらえられていないのが実情だと思います。そこで、この事件を幼稚園・保育園の子どもにも知ってもらいたい思いから園児全員にも配布をしました。家族の人に読み聞かせしてもらえればと思っています。
セミB5(大学ノート)サイズで19ページからなっていて、文化協会の一般会員と特別会員全員、村内の幼・保育園児や小・中学生全員と教職員全員に無料配布します。